締め付けは適切な締め付け工具を使って、精密ロックナットに必要なトルク値までトルクを加えて下さい。
例)必要トルク値が90N-mの場合、30N-m→60N-m→90N-mと3回に分けて締め付けて下さい。また連続して同じ締め付け溝を使用せず、各締付け溝ににトルクが加わるように締め付けて下さい。
YSKタイプの精密ロックナットはピンスパナとデジタル式トルクレンチを組み合わせて使う事を推奨しております(左図、右図)。また上記手順に基づき組み立てます。
デジタル式トルクレンチと専用スリーブを組み合わせて使っている様子です(左図、右図)。専用スリーブは精密ロックナットの溝に平均的に力を加えることができるので、必要トルク値まで1回でトルクをかけることが可能です。
YSKタイプの精密ロックナットの専用スリーブ
注意事項
上端がY型のピンスパナでYSKタイプの精密ロックナットを締め付けることはお勧めできません。この締付け方法はロックナット本体の弾性変形部を過剰に変形させやすく、ナットとボルトが噛んでしまって外せなくなる場合があります。
例:必要トルク値が9N-mの場合、3N-m→6N-m→9N-mのように各セットスクリューを3回に分けて締め付けて下さい。またその際に連続して同じセットスクリューを締め付けず、均等に締め付けを行って下さい。
例:所需扭力值為9N-m,則須分段施加扭力為3N-m→6N-m→9N-m。
並且同一扭力值依造順序1→2→3→4→5→6,直到所需扭力值後,才能再繼續施加扭力,
重覆此步驟直至達到所需扭力。
上端がY型のピンスパナでYSKタイプの精密ロックナットを締め付けることはお勧めできません。この締付け方法はロックナット本体の弾性変形部を過剰に変形させやすく、ナットとボルトが噛んでしまって外せなくなる場合があります。